宝塚市で波型スレート屋根をカバー工法で補修するときの費用感を解説

波型スレート屋根の修理

「屋根の見た目が古くなってきた…」「工場や倉庫の波型スレート屋根から雨漏りしている…」

そんなお悩みをお持ちの宝塚市の皆さまへ。

築20年以上が経過した住宅・工場・倉庫に多く使われている波型スレート屋根(折板風セメント屋根)ですが、
経年劣化により割れ・ズレ・雨漏り・断熱性能の低下
といった問題が発生しやすくなります。

そのような屋根を大規模な撤去・葺き替えをせずに補修できるのが「カバー工法(重ね葺き工法)」。

今回は、宝塚市における波型スレート屋根のカバー工法による補修方法と費用相場、施工の流れ、注意点などをわかりやすく解説します。

目次

波型スレート屋根とは?特徴とよくある劣化症状

■ 波型スレート屋根の特徴

  • 主に工場や倉庫、プレハブ住宅に使われる屋根材
  • 瓦や金属と比べてコストが安く、軽量で施工性が良い
  • 波形の形状で排水性に優れる

しかし、セメント系素材のためひび割れや欠けが発生しやすく、経年劣化が避けられません。


■ 宝塚市で多い劣化パターン

  • 表面の白華(チョーキング)や色あせ
  • 小さなクラック(ひび)からの雨水浸入
  • 釘やボルトの緩みによるズレ・浮き
  • アスベスト含有スレートで撤去が難しいケースも

特に、逆瀬川・安倉・山手台・仁川台などの工場・倉庫エリアでは、雨漏りや断熱性低下の相談が多数寄せられています。


カバー工法(重ね葺き)とは?葺き替えとの違い

✅ カバー工法とは?

既存の波型スレート屋根を撤去せず、上から防水材+新しい屋根材を重ねて施工する方法です。

✅ 葺き替えとの比較

項目カバー工法葺き替え工法
工事期間比較的短い(5〜7日)長くなる(10日以上)
廃材処分費ほぼ不要アスベスト含有なら高額
コスト約30〜40%安くなることも材料費+撤去費で高額になりやすい
適応条件下地が健全なら施工可能下地ごと新調

カバー工法の施工の流れ

【STEP1】現地調査と屋根診断

  • ひび割れ・割れ・雨漏り箇所・屋根下地の劣化有無を調査
  • 施工可能な下地状況かどうかを見極めます

【STEP2】防水シート・下地材の設置

  • 既存の屋根上にルーフィング(防水シート)を敷設
  • 必要に応じて通気層や遮熱材も追加します

【STEP3】新しい屋根材の施工

  • 一般的にはガルバリウム鋼板製の波板・立平・折板などを使用
  • 軽量で高耐久・遮熱性能も兼ね備えた材料が主流

【STEP4】板金・仕上げ・清掃

  • 棟板金・水切りなどを加工し、雨仕舞を整えます
  • 最終チェック後、清掃・片付けをして完工

宝塚市でのスレート屋根カバー工法の費用相場

屋根面積費用目安(税込)
20㎡(物置・小屋)約100,000〜150,000円
50㎡(住宅の屋根一部)約250,000〜400,000円
100㎡(中規模倉庫・工場)約500,000〜800,000円
200㎡以上(大型倉庫)約100万円〜200万円以上

※屋根材のグレード・下地補強の有無・勾配・足場設置の有無などで変動します。


火災保険・補助金は使えるのか?

✅ 火災保険の適用例

  • 台風や雪害などによるスレートの破損
  • 強風で屋根材が飛ばされた/ボルトが浮いた場合

※経年劣化は対象外。被害写真・施工見積書・報告書が必須となります。


✅ 補助金について

2025年時点で宝塚市における屋根改修単独の補助制度はなしですが、以下のような制度と連動することがあります。

  • 国の「住宅省エネ2025キャンペーン」(断熱材併用)
  • 耐震改修と同時に行う場合の支援制度

カバー工法を行う上での注意点

❗ 下地の劣化が激しい場合はNG

  • 雨漏りが長期間続いていた場合、カバー工法ができず葺き替えが必要になることも

❗ アスベスト含有スレートは取り扱いに注意

  • 2004年以前のスレート屋根はアスベスト含有の可能性あり
  • カバー工法なら撤去不要のため、費用・安全面で有利

❗ 軽量屋根材でも重ね過ぎに注意

  • 既存屋根+新屋根の重量が構造に影響しないか、耐震性も要チェック

よくある質問(FAQ)

Q1. カバー工法と葺き替え、どちらが長持ちしますか?

A. 屋根材のグレード・施工内容によりますが、いずれも20〜30年の耐久性が期待できます。


Q2. 工事期間はどれくらい?

A. 通常の住宅なら4〜7日程度で完了。工場や倉庫は面積により1〜2週間かかることも。


Q3. 雨漏りしている場合もカバー工法で対応できますか?

A. 原因が表層のスレートに限られていれば可能です。ただし下地腐食があると、葺き替え対応が必要になることも。


Q4. カバー工法の断熱性能は?

A. 遮熱ルーフィングや通気層、遮熱鋼板を使用することで夏場の暑さ対策にもなります。


専門家コメント(株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志)

杉本匡志

宝塚市では、スレート屋根のカバー工法に関するご相談が増えています。

とくに築30年以上の工場・倉庫・プレハブ住宅においては、アスベスト含有屋根材の撤去費用を抑えられる方法として、カバー工法が最適なケースも多くあります。

私たちは、屋根の状態診断・施工方法の選定・火災保険や補助金の相談までトータル対応しています。

「雨漏りが心配だけど、大規模工事は避けたい」と感じたら、ぜひ一度点検をご依頼ください。


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