宝塚市で床下補強が必要になるのはどんなとき?工事の流れと費用を紹介

床下工事

「床がたわんでいるような気がする…」「畳の上を歩くとフワフワして不安…」

こうした不安を抱える宝塚市の住宅オーナー様へ。

それは床下の劣化や構造の弱さによる兆候かもしれません。

特に築20〜30年以上の木造住宅では、床下の老朽化・湿気・シロアリ被害によって、床の沈み・揺れ・歪みが発生するケースが増えています。

この記事では、宝塚市で床下補強工事が必要になる状況とその工事の流れ、費用相場、注意点、火災保険の適用可否などをわかりやすく解説します。

目次

そもそも床下補強とは?どんな目的の工事?

床下補強とは、床下の構造材(束・大引き・根太など)に対して補強材を追加・交換する工事のことです。

主な目的は以下のとおり:

  • 床の沈み・揺れ・たわみの改善
  • シロアリや腐朽によって弱くなった材の修復
  • 耐震性の向上(基礎と接合部の補強など)
  • 老朽化にともなう安全性の回復

宝塚市で床下補強が必要になるケースとは?

宝塚市では、以下のような条件に当てはまる住宅で床下補強が必要になることが多くあります。

✅ 築20年以上で一度も床下メンテナンスをしていない

→ 束柱や根太などが湿気・経年で傷んでいる可能性大


✅ 地震のたびに家がグラグラ揺れる

→ 接合部や床下構造に耐震的な弱点があるかもしれません


✅ 畳やフローリングの上で沈む感触がある

→ 床の下にある「根太(ねだ)」や「大引き」が弱っているサイン


✅ 床下点検でシロアリ被害を指摘された

→ 被害箇所の補修と同時に、構造補強を行うことが多い


✅ 高台や湿気の多い地域(例:すみれガ丘・山手台・中山五月台など)

→ 結露・カビ・湿気により構造材が腐るリスクが高い


床下補強工事の一般的な流れ

床下補強は、住宅の構造を壊さず、床下点検口から施工が可能なケースがほとんどです。
以下に一般的な施工手順を紹介します。


【STEP1】現地調査・床下点検(無料の場合が多い)

  • 床下の高さ、構造材の状態、水分量、害虫の有無をチェック
  • カメラや調湿計で記録し、後日報告書として提示

【STEP2】補強計画の作成とお見積り

  • 劣化が見られる箇所に対して適切な補強方法・材料を選定
  • 内容と予算をすり合わせ、正式見積りへ

【STEP3】工事(1〜3日程度)

  • 束石・鋼製束の追加設置
  • 根太補強材や合板の増設
  • 必要に応じて土壌防湿シート・調湿材の敷設
  • 防蟻処理や防腐塗装もオプションで実施

【STEP4】完了確認と報告書提出

  • 写真付きのビフォーアフター報告書を提出
  • 将来的な点検サイクルの提案もあり

宝塚市における床下補強工事の費用目安

工事項目費用相場(税込)
床下点検・診断(報告書付き)無料〜10,000円
軽度補強(鋼製束・根太の追加)約30,000〜80,000円
中規模補強(複数箇所+防腐処理)約100,000〜300,000円
全面補強+調湿・防虫・断熱対策付き約400,000〜800,000円以上

※床下の広さ・構造の複雑さ・既存被害の範囲・防蟻処理の有無などにより変動します。
※調湿材や換気ファンの設置を含むと金額が上がります。


火災保険や助成金は使える?

✅ 火災保険は原則対象外

経年劣化や腐朽による補強工事は、火災保険の補償対象ではありません。
ただし、地震による被害(束のズレ・床下破損など)の場合は、地震保険で補償が出るケースもあります。


✅ 宝塚市の補助制度について

2025年時点で、床下補強単体に対する補助金制度は確認されていませんが、
以下の制度と組み合わせることがあります:

  • 耐震診断+耐震補強工事への補助(要事前申請)
  • バリアフリー改修と同時に床の補強を行うケース

詳しくは市の住宅課または施工業者に相談してみましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 床下が低い家でも工事は可能ですか?

A. 高さ40cm程度あれば施工可能です。それ以下の場合は一部床を剥がす必要があることもあります。


Q2. 補強だけでなく防湿・断熱もしたいです。

A. 可能です。調湿材・防湿シート・断熱材の設置は、補強とセットで行うことで効果が高まります。


Q3. 床が沈む感じがあるのですが、補強で直りますか?

A. 多くのケースで鋼製束や補強根太の設置で改善します。
ただしフローリングの劣化が進んでいれば床材の張り替えも必要になることがあります。


Q4. 工事中は家に住んでいても大丈夫?

A. はい、基本的には住みながらの工事が可能です。作業は床下から行うため、日常生活への影響は最小限です。


専門家コメント(株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志)

杉本匡志

宝塚市では、築20〜40年の木造住宅を中心に、床下の沈み・たわみ・雨漏り・白蟻による構造劣化の相談が増加しています。
床下の不具合は表面からは見えづらく、「気付いたときには大規模修繕が必要」になっているケースも少なくありません。

定期的な床下点検と、早期補強による構造の延命が、住まいを守るカギとなります。
弊社では、無料点検〜工事提案〜アフター点検まで一貫対応しておりますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。


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