宝塚市で棟瓦の積み直し工事をするには?施工の流れと費用相場を紹介

棟瓦積み替え工事

「屋根の一番上の瓦がずれているように見える…」
「地震や台風の後、瓦のずれが気になっている…」

そんなお悩みを抱える宝塚市の方へ。
それ、もしかすると棟(むね)瓦の不具合かもしれません。

屋根のてっぺん部分にある「棟瓦」は、屋根の構造上とても重要なパーツであり、
この部分にずれや崩れがあると、雨漏りや倒壊リスクにつながる恐れもあります。

この記事では、宝塚市で棟瓦の積み直し工事を検討されている方に向けて、施工の流れや費用相場、施工タイミングの目安、業者選びのポイントまでわかりやすく解説します。

目次

そもそも棟瓦とは?役割と不具合のサイン

▷ 棟瓦(むねがわら)とは?

棟瓦とは、屋根の頂上に横一列に設置されている瓦の列のこと。
屋根面同士が交差する部分を雨風から守り、屋根構造の安定性を保つ重要な役割を果たしています。

宝塚市の住宅では、和瓦(日本瓦)を使った伝統的な屋根が多く、特に棟部分には「のし瓦+冠瓦」を積み上げる工法が一般的です。


▷ 棟瓦が劣化・崩れたときのサイン

  • 屋根の頂上部分が波打って見える/ガタついている
  • 台風や地震後に瓦が落ちてきた/棟が曲がった
  • 棟部分から雑草や植物が生えてきている
  • 漆喰が剥がれている、白い粉が落ちてくる

放置してしまうと、雨漏り・構造の緩み・倒壊リスクなど、深刻な被害につながります。


宝塚市で実際に多い棟瓦トラブルとは?

宝塚市では以下のような要因で、棟瓦の不具合が多く報告されています。

  • 台風・強風被害(例:台風21号での瓦落下事例)
  • 阪神間特有の小さな地震の積み重ね
  • 築20〜30年以上の古い和瓦屋根が多い
  • 急勾配屋根や狭小敷地が多く、点検が後回しにされがち

特に山手台・すみれガ丘・長尾町・売布エリアなどは、築年数の経過した瓦屋根の住宅が多く、棟部分の漆喰崩れや瓦ずれが見られるケースが多発しています。


棟瓦の積み直し工事の施工手順

棟瓦の積み直し(棟取り直し)は、既存の棟瓦を一度すべて解体し、新たな土台・漆喰・瓦を積み直す工事です。
以下に代表的な施工の流れをご紹介します。

【STEP1】現地調査・点検

  • 棟部分の歪み、瓦のずれ、漆喰の劣化を確認
  • 屋根全体の傾きや雨漏りの有無も合わせて点検

【STEP2】既存棟瓦の撤去

  • 既存の棟瓦を手作業で丁寧に解体
  • 古い葺き土や漆喰も撤去して、下地を露出させる

【STEP3】新しい棟の施工

  • 下地に南蛮漆喰や耐震用の補強材(鉄筋や芯木)を使用
  • のし瓦→冠瓦の順で積み直し、耐震性を高めた構造に

【STEP4】最終仕上げ・点検

  • 瓦のズレがないか、固定にムラがないかを確認
  • 作業後に棟以外の屋根も目視点検して完了

宝塚市における棟瓦積み直しの費用相場

棟瓦の積み直しは、棟の長さ・高さ・足場の有無によって費用が大きく変わります。

棟の長さ(直線棟)費用相場(足場別)
約3m〜5m程度40,000〜70,000円程度(足場なし)
約6m〜10m80,000〜150,000円(足場あり)
10m以上+四つ棟200,000円〜300,000円以上(大規模)

※棟の形状が「のし瓦5段積み」など段数が多い場合や、鬼瓦の取り外し・補修が必要な場合は追加費用あり。


火災保険が使えるケースもあります

もし台風・突風・地震など自然災害によって棟瓦が崩れた場合は、火災保険の「風災」「地震保険」の対象になる可能性があります。

✅ 火災保険が適用されやすい例

  • 台風で棟の一部が落下・崩れた
  • 地震後に棟が歪んでずれが生じた
  • 被害発生から3年以内であること

※保険申請には「被害写真・見積書・修理報告書」が必要です。
 申請に慣れた業者に依頼することで、補償を受けやすくなります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 棟瓦はどのくらいの頻度で積み直すべきですか?

A. 一般的には20〜30年に一度のメンテナンスが理想です。地震や台風が多い地域では、それより早まることも。


Q2. 修理と同時に他の部分も点検してもらえますか?

A. はい、屋根全体の無料点検をセットで実施する業者が多く、雨漏りや下地の劣化チェックも同時に可能です。


Q3. 棟瓦を固定するための金具は使われますか?

A. 最近の工事では耐震補強金具や銅線、南蛮漆喰を使用して、従来よりも耐久性の高い積み直しが行われます。


Q4. DIYでできる範囲はありますか?

A. 棟瓦の積み直しは高所作業+技術が必要なため、プロに任せるのが安全・確実です。


専門家コメント(株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志)

杉本匡志

宝塚市では、築30年以上の瓦屋根住宅も多く、棟瓦の歪みや漆喰の崩れに気づかず生活されている方も少なくありません。
特に、地震や台風が続いたあとには棟の崩れや瓦落下のリスクが一気に高まるため、早めの点検・積み直しが重要です。

弊社では、棟瓦の積み直しに加えて、屋根全体の点検・雨漏り対策・火災保険のサポートまでトータルに対応しています。
「まだ大丈夫」と思わず、お気軽にご相談ください。


宝塚市で棟瓦の積み直しをご検討中の方へ|まずは無料点検から

✅ 台風のあとに瓦がズレている気がする
✅ 棟のてっぺんが曲がって見える
✅ 漆喰がボロボロと落ちてきて不安…

そんな時は、無料の現地調査・お見積もりをご活用ください。
宝塚市内の和瓦住宅に多くの施工実績があるため、安心してご依頼いただけます。

部分的な補修から全体の積み直しまで対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせください!

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